2013年12月24日火曜日

撮影する時から整理は始まっている。

デジタル写真の整理術。

まず最初にお伝えしたいのは、撮影する時に整理は既に始まっている事です。

そのために、とにかく写真を撮ってください。
こんな風に。

この写真には、ある秘密が隠されています。それは最後に。

取材を受ける際、整理のために写真をたくさん撮ってくださいと伝えると必ず戸惑われます。

当然かもしれません。整理の鉄則は「ものを減らす」ですから。

膨大なデジタル写真の整理に困っているのは、その枚数が膨大なものだからです。
しかし、デジタル写真の特性を知っていればその前提が間違っている事に気がつきます。

パソコンや専用機器を使えば、デジタル写真は自動で整理されるのです。
ただ、それを使いこなせていないだけなのです。

ただし、写す際に一つだけお願いをしています。
それは、文字の写ったものを撮影して欲しいのです。

論より証拠、まずは以下の7枚の写真を見てください。これは私が街をブラブラしながら撮影したものです。








どこで撮った写真かおわかりになるでしょう。
そう、銀座です。

写真のあちこちにある銀座という文字で、それを連想する事が出来ます。
そこから見上げる新橋方面の高層ビル群の写真だけでは、どこの写真か分かりません。
しかし、場所が分かるようなが文字が写った写真も撮影しておく事で、写真を撮影した場所を思い出しやすくなるのです。

写真の整理とは、つまり記憶の整理です。
写真を見返しながら記憶が呼び起こされれば、その先の整理はとても簡単です。

最初の写真をもう一度見返してみてください。
「波除神社」とあるでしょう?
これだけではピンときませんが、これをインターネットで検索すると、築地市場のすぐ近くにある「波除稲荷神社」が出てきます。

波除稲荷神社のホームページ

実は銀座で撮影する前に、築地方面からずっと歩いていたのです。
このように写真に場所の手がかりを写しておく事で、記憶が呼び起こしやすくなるのです。

もちろん浅草寺の雷門や札幌の時計台、大阪のくいだおれ太郎など、文字ではなくてもその場所が分かるものを撮影しておくのも良いでしょう。

しかし、ここで一つ疑問が出てきます。

写真をすぐに整理して、日記を書けばいいじゃないか?と。

これについてはまた次回に説明します。
目次にあるタイトルがヒントですので、よろしければその目次から想像してみてくださいね。

それではまた次回。

→ 次の回へ(なるべく手軽に、簡単に。)

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